団体概要
設立年月日 | 1966年 4月 16日 |
事務所 | 神戸市中央区多聞通4-1-5 栄信ビル 302号室 TEL/FAX 078-362-6662(非常駐) |
加盟団体数 | 39団体 |
加盟会員数 | 約2000名(2025年8月) |
会長 | 岩佐 正敏(須磨労山) |
理事長 | 大杖 哲司(メラ・ピークKOBE) |
設立趣意
1960年に伊藤正一氏ら著名人16名(深田久弥、田中澄江等)のよびかけで、それまでの山岳団体とは異なる勤労者のための新しい登山運動が提唱され「勤労者山岳会」が結成された。当時の社会情勢は、安保闘争が空前の盛り上がりをもたらした勤労者の権利意識の高揚、職場の民主化運動の前進、その下での賃上げや待遇改善の実現、健全なレジャーを求める若者の増大、そしてなによりも1956年5月の日本隊がヒマラヤの未踏峰マナスル(8,163m)に初登頂して以後、「三人寄れば山岳会」なんていういささか皮肉っぽいフレーズまで生んだ登山ブームと、遭難事故の頻発というような社会的な事象があった。
勤労者山岳会の「創立時の趣意書」のはじめには「最近、勤労者の健全なスポーツとしての登山がさかんになってきましたが、しかし一方、遭難事故なども多くなり、全国では毎年100人近くの登山者が亡くなっています。したがって登山の正しい大衆化が現在の登山界の急務だと思います。」そして、「正しい大衆化」を阻む条件として、「勤労者のおかれている経済的条件、時間的条件」、「登山にたいするあやまった考え方と登山者組織のあり方」があげられている。その後、一時停滞はあったが、1963年7月には「日本勤労者山岳連盟」が結成され運動は全国に広がっていった。「趣意書は1978年に改定され1,権利としての登山 2,登山の多様な発展 3,海外登山の普及 4,遭難事故の防止 5,自然を守る からなっている。(各詳細は省く)」
兵庫においては原水氏(明昭山の会・故人)を中心にして1963年9月7日に「西宮わかもの山岳会」(1965年に「西宮勤労者山岳会」に改称)が誕生し、労山加盟を決定した。当日は20歳前後の若者が約40名参加した。労山加盟は近畿では京都労山に次いで2番目、全国でも10番目であった。そして1965年8月に上高地で「第1回全国登山祭典」と併せて全国連盟第2回総会が開かれた。これらの取り組みを経て労山は燎原の火のように全国に燃えひろがり始めた。西宮労山第5回総会で「兵庫に700名、西宮に200名の会員を、そして県連の結成を」目標に掲げ、自会の拡大と共に県下の登山愛好者に山岳会の結成を働きかけて、1966年2月に尼崎労山と宝塚労山の結成に漕ぎつけ、3月には神戸労山が生まれた。そして、準備会を経て1966年4月四山岳会により「兵庫県勤労者山岳連盟」が結成された。これは東京、大阪に次いで全国で3番目の連盟である。
以後、私たちは「登山者の社会的使命をしっかり自覚して、すべての登山愛好者、自然に親しみたいと願っている人々たちの要求に応える」ことを何より重視して活動し、氷の山の自然を守る運動(当初の計画では氷の山の山頂付近を通る予定であった。)や六甲山からゴミを一掃する運動等を通して組織を大きく発展させてきた。
会長挨拶
登山やハイキング等の自然を愛するみなさん、兵庫県勤労者山岳連盟のHPをご覧いただきありがとうございます。私たちは、各クラブによって目指す山登りの形態は異なりますが、一人ひとりの仲間を大切にして、血の通った会運営をおこなっています。山登りは老若男女の区別なく楽しめる生涯スポーツだと思います。肉体を鍛えて自らの限界にチャレンジするもよし、はたまたゆっくりと自然を満喫しながら登るもよし。山の会に入会されてこれまでと違った人生を経験してみませんか。
理事長挨拶
兵庫労山には30を超える山の会があります。会員数が数百人の会から十人程度の会まであり登山・ハイキングの内容も様々です。クライミング中心の会、ハイキング専門の会、そして雪山を含む総合的な活動をする会などそれぞれの会には特徴があります。すでに登山やハイキングをしている人もこれから始める人もめざす登山・ハイキングに必要な技術を学び一緒に山に行く仲間を見つけられます。このホームページを通じてみなさんの登山・ハイキングが充実するきっかけになれば幸いです。
組織図
総会 | 最高議決機関 毎年6月第2週日曜日開催 |
理事会 | 各会選出の理事によって構成 理事数60名 年6回開催 |
常任理事会 | 執行部 理事会で選出 月一回定例会 |
常任理事担当
(機関) | (役割) | (主担当) | (所属会) |
事務局 | (局長) | ||
庶務 | 川村 詩佳子 | 西宮明昭山の会 | |
財政 | 岡本 裕子 | 明石山の会 | |
機関誌部 | 蟹沢 久美子 | 西宮山岳会 | |
インターネット部 | 藤原 敬和 | 摩耶山友会 | |
組織委員会 | 門脇 道成 | 神戸クライマーズクラブ | |
教育委員会 | (委員長) | 渕上 勝之 | かぶとやま山の会 |
登山教育部 | 奥田 貴弘 | 摩耶山友会 | |
ハイキング教育部 | 林 洋子 | 須磨勤労者山岳会 | |
気象教育部 | 藤原 敬和 | 摩耶山友会 | |
安全対策委員会 | 望月 義勝 | 西宮山岳会 | |
救助隊 | (隊長) | <休止中> | |
女性委員会 | 玉木 真知子 | 山の会かじか | |
自然保護委員会 | 須増 勇 | 高御位山遊会 | |
ヤングメンバーズ | ミーティング委員会 | ||
特別委員会 | 平和と登山 | 吉谷 隆男 | 須磨勤労者山岳会 |
労山基金 | 吉谷 隆男 | 須磨勤労者山岳会 | |
六甲全縦実行委員会 | 渕上 勝之 | かぶとやま山の会 | |
トイレ問題検討委員会 | 笹部 公孝 | 神戸みなと山友会 | |
筋トレ委員会 | 大杖 哲司 | メラ・ピークKOBE |